漢字は楽しい

書籍紹介です。
「白川静さんに学ぶ　漢字は楽しい（小山鉄郎）」新潮文庫
直接、土と水には関係しませんが、日本語を扱う仕事の基本として手に入れました。
子供たちに教えるという立場も取るようになりましたので、ちゃんとした意味を伝えたいと思います。
漢字学の第一人者白川静さんが解き明かした漢字の体系的世界がわかりやすく取りまとめてあります。
おもしろいです。
特に子供たちに教えたいような内容が沢山詰まっています。
感じが苦手な子供たちにも最適ですね。
ちなみに、「親」という漢字は、昔「木の上に立って見るから親なんだ」と教わったことがありましたが、これは間違いです。
この解釈だと「新」や「薪」という字は説明できません。
もっと別のちゃんとした成り立ちがあります。
気軽に読める漢字のなりたち入門書として良い本だと思います。