土砂管理

日本は、地形、地質的な特徴から土砂移動量が多く、上流から下流への土砂移動の分断などにより河川・渓流などの河床の変化などのため、近年、全国的な海岸侵食が生じています。
このような問題に対して、国は以下の取り組みを行っています。
1.河川・渓流における土砂移動、河川からの土砂供給、沿岸域の漂砂、浚渫土砂の活用と技術開発
2.山地から海岸までの一貫した総合的な土砂管理
3.適切な土砂を下流へ流すことのできる砂防えん堤の設置
4.既設砂防堰堤の透過化
5.ダム貯水池への流入土砂量の抑制
6.貯水池直上流の貯砂ダムの設置
7.貯水池内土砂の人為的排除、排砂管、排砂ゲートの対策
8.土砂動態モニタリング
9.流砂や漂砂のシミュレーション
など、様々な対策に取り組んでいます。
国土交通省の北陸地方整備局のHPに土砂管理の取り組みについてまとめられています。
いろんな問題や取り組みについてまとめられています。
国土交通省北陸地方整備局河川部HP
http://www.hrr.mlit.go.jp/river/dosya/sdk_hp/sogo/sogo1.html

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