小型動的コーン貫入試験機PENNYでは試験時にロッドの周面摩擦を考慮するために、トルク測定をすることがあります。
今回の試験の目的は基盤の確認だけでしたので、測定は省力しておりましたが、参考までに測定してみました。
測定にはトルク測定器が必要となるのですが、私の場合はバネばかりで代用します。
メガネレンチにバネばかりを引っ掛けて荷重を計測します。
メガネレンチの長さと荷重をかければトルク(N・m)になります。
手持ちには10kgのバネばかりしかなかったので、これ以上の荷重が必要となったときには、パイプでレンチを延長します。
これを1m毎に計測すれば、周面摩擦を考慮した試験値に換算することができます。
本当はデジタルの測定器が欲しいのですが、スパナタイプのトルク測定器はなかなかみつかりませんし、高価ですのでちょっと躊躇しています。
とりあえず、20kgのバネばかりで代用します。