学生たちと共同観測している土壌水分計です。
こちらも値がおかしいとの連絡を受けました。
なるほど測定器の値を見ると樹幹流直下の土壌水分が6%とおかしな値を示しています。
地中に設置しているはずなので、この時期の雨上がりにこんな値はあり得ません。
半年前に交換したばかりなので、故障するのもちょっと早すぎる気がします。
で、センサーの設置してある場所を確認すると、、、
黒いケーブルが見えますね。
この先が地面の下のセンサーにつながっているはずです。
の、はずですが、よく見ると地中に埋設してあるはずのセンサーが地表に飛び出ています。
こりゃおかしな値になるはずです。
どうやらイノシシあたりにケーブルを引っ張られて、センサーが抜き出されたようです。
うーん、こんなところまで被害があるとは。
学生さんたちにもこれくらいは気がついて欲しいものですね。
願わくば、物事をもっともっとよく観察する目を養って欲しいと思います。
そんなわけで、改めてセンサーを地中に設置して、問題ないことを確認しておきました。
これで観測再開です。
本当に自然相手の観測はいろんなことが起こってのんびりしている暇はありません。