水文調査で水路の流量の連続観測を実施しています。
ここには自記式水位計と呼ばれるセンサーが設置してあります。
このセンサー、気がつけば設置してからもう10年近く経過していました。
カタログ上の対応年数は6年程度とされており、とっくに使用限界を超えています。
この観測もあと少しというところまで来ていますが、この状態で観測を続けるにはちょっと厳しいです。
そんなわけでセンサーを新しいものに入れ替えます。
が、新しいセンサーは古いセンサーとは仕様が変更されており、ケーブルごと入れ替えなければならず、これが結構な手間でした。
10年前に私が取り付けたものなので、記憶を頼りに古いセンサーとケーブルを取り外します。
確かパズルのような順番で組み立てたのを思い出しながら、逆の順序でバラしていきます。
なんとか無事古いセンサーとケーブルを取り外して、新しいものに入れ替えることができました。
これでしばらくは安心です。
電池切れを起こしてからでは遅いですから、心当たりのある方は早めの対処をおすすめします。