水の量を測る

水文調査では、沢や水路に流れる水の量を測ることが基本です。

測定にはバケツやビニール袋、ストップウォッチなどを使います。

何秒で何リットルの水が溜まったかを測定して流量とします。

その水の量を測るのにメモリ付きのバケツを使うのですが、これがちょっと面倒です。

バケツを水平にしなければいけません。

水量が少ない時は良いのですが、多くなってくると結構大変です。

そこで、先日購入したデジタル吊りばかりを使います。

これで、重さを測って水量とします。

このバケツの重さは0.5kgですので、2.18kgとなります。

バケツのメモリでは2.2Lくらいですね。

これで微妙な数値の読み取りも、明確になりました。

目の高さまでバケツを持ち上げた体勢を維持しつつ、じっくりとメモリを読み取る必要もなくなるので、体力的にも楽になります。

測定者による誤差も少なくなるはず。

単純な作業なので、いい加減にやろうと思えばどれだけでも適当にできます。

逆に単純な作業でも、少しの工夫で精度良く、しかも楽に測定することも可能となります。

ちなみにバケツにこだわる必要もなくなるので、折りたためる布バケツなどで代用すれば装備の軽量化もできるようになります。

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