生態水文学研究所

私の地元愛知県瀬戸市にある「東京大学大学院農学生命科学研究科付属演習林 生態水文学研究所」の紹介です。
先日、講習会に参加してきました。
もとは、1922年に設立された「愛知演習林」という名前でしたが、2011年に「生態水文学研究所」として新たにスタートを切りました。
1922年の設立当初から、荒廃してハゲ山となっていた森林を蘇らせるための技術開発を目的とした研究や森林からの流出量の観測が行われてきました。
現在も、その研究、観測は継続されており、80年間以上の貴重な観測データが蓄積され続けています。
こんな研究所の施設を見学することができました。
まずは、「白坂量水堰」
IMGP4359.JPG
1929年より観測を開始している量水堰です。
量水堰からオーバーフローする越流高さ(水面)を、5分間隔で計測しています。
80年以上、ほぼ欠測することなく観測が続けられています。
これだけの観測期間を有しているデータは、大変貴重なものです。

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