流量観測(三角堰)

土壌水分を設置している付近の小さな渓流で流量観測を行っています。
「三角堰」と呼ばれる堰を使って沢から流れる水の量を観測しています。
雨が降ったときにどのくらい水量が増えるのかを調べるには、連続的な観測が必要です。
ここでは、堰からあふれ出てくる量を水位センサーを用いて10分毎に水位を測っています。
あとで、計算式により水位から流量に換算していきます。
ただ、山の中の観測では、降雨時に上流や上空から落ち葉や小枝などが流れてきたりします。
これが、堰に引っかかってしまい、どんどん積み重なり堰をふさいでしまうことがしばしばあります。
こうなると、水位がどんどん上昇してしまい、実際の水量と異なる観測結果を出してしまうことになります。
これを防ぐ手段としては、とりあえず網を張って防ぐしか思いつきません。
あとは、いかに定期的にメンテナンスをきっちりやっていくかですね。
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雨の後は落ち葉が詰まってしまいます。
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網を張って防ぎます。

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