リタートラップ

生態水文学研究所赤津研究林の中では、植生の調査も進められています。
その一環の調査でリタートラップが設置され、観測が行われています。
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森のなかに、虫カゴのような網を上向きにセットしておき、そこに入ってくる落ち葉や種を回収しています。
ここまでは良いのですが、大変なのはこの回収したモノたちの選別です。
今回はその選別まで体験してきました。
回収してきたサンプルを乾燥させて、落ち葉、枝、種、その他などに分類していきます。
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ピンセットを駆使してひたすら手作業です。
選別したサンプルの重量を計測し、毎回どの種類がどれだけの量を回収できたかを記録していきます。
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この大変な作業を毎月継続しているそうです。
現在では10年近くデータが集まってきており、いろいろな傾向が見え始めてきているとのことです。
自然環境の調査は、長い期間を継続しないといけないことがよくわかります。

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