pHの時間変化

日中の酸素濃度の時間変化によりpHも変化していきます。
植物プラントンによる光合成により酸素が生産されるとともに、水中の二酸化炭素も消費されます。
二酸化炭素が水中に溶け込むと炭酸という酸になります。
水中の二酸化炭素が光合成により使われてしまえば、水はアルカリ性に傾くことになります。
藻類の多い河川では、明け方のpHは7程度でも、天気の良い日中は9程度まで上がることもあります。
ただし、このpHの上昇は一時的なもので、その川の水を容器に入れて、激しく振れば、空気中の二酸化炭素が再び溶け込み、pHは下がります。
これを「RpH」といいます。

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