間伐を遅らせたヒノキ人工林

こちらも生態水文学研究所の赤津研究林です。
ここには試験的にわざと間伐を遅らせたヒノキ人工林があります。
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林内に入り込む前から薄暗い感じがします。
光が入らないため、下草が生えず裸地状態になっていることがわかります。
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このため雨が降ると、樹冠をすり抜けてきた雨はそのまま裸地部分に直接叩きつけられることになります。
こうなると地表面は固くなってしまい、雨は地下に浸透せず、地表を一気に流れ出してしまいます。
流れが強くなればどんどん地表面を侵食していき、下流域に土砂を流しだします。
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ここではあえてこのような林内環境を残して、その影響を調べています。

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