LSPIV

LSPIV(Large-scale particle image velocimetry)
いきなり英単語がならんでますが、直訳すると「大規模粒子像速度測定」となります。
要は非接触で河川表面の流速分布を計測する手法です。
洪水中の流速分布などに利用され始めています。
川の流れをカメラで撮影し画像から流速を読み取っています。
通常、川の流量観測をする場合には、流速計を使ったり、出水の時には浮子を流したりして計測します。
場所によっては、かなりハードな作業となるときもあります。
そんな測定ですが、このLSPIV という手法を用いれば、簡単にできてしまうという算段です。
まだ研究段階ですが、これが実用化すれば流量観測は劇的に効率が上がると思われます。
何より重労働や危険な作業から解放されます。
実用化に向けて進んでほしい技術です。

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