点源負荷と面源負荷

国土交通省の調べでは、湖沼などの水質に影響を与える負荷としては、以下の3つに区分されるとしています。
1.外部負荷
2.内部負荷
3.直接負荷
このうち外部負荷は、さらに「点源負荷」と「面源負荷」に区分されます。
「点源負荷」は、生活排水や工場、事業場などからの排水、畜産排水などがあります。
ようするに直接、ここが負荷発生場所だと限定できるところになります。
これに対して「面源負荷」は、市街地、農地、森林など、どこからかははっきりとしないけれども、河川や湖沼に与える負荷量が発生してしまうものとされています。
「点源負荷」については、法的な規制などにより減少傾向にありますが、「面源負荷」に対しては、不特定多数ということもあるため、なかなか負荷量は減少していません。
雨が降ったとき、道路を雨水が流れていきますよね。あの水も道路面のゴミなどを一緒に流してしまうので、負荷量になってしまうのです。

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