土壌水分観測

土壌水分の観測データです。
7/26の降雨では水分量は各深度とも大きく変化しています。
特に60センチのところが他の深度より大きく変化しています。
斜面上方からの供給があるのかもしれません。
ちょうど、「水みち」になっているようにみえます。
土壌水分090808.gif
もう少し拡大してみると、降雨のピークと土壌水分量の変化のピークに若干のズレがあることがわかります。
下のグラフは一目盛りが10分となっています。
10分程度のタイムラグがあることになります。
土壌水分090808詳細.gif
表層部30センチまでをみると、10センチ(赤)、20センチ(オレンジ)、30センチ(緑)をよくみると、緩やかなピークですが、それぞれ10分程度のズレがみられます。
なんとなく、上からしみ込んだ水が徐々に下方にしみ込んでいることを表しているように見えます。
これに対して、60センチ(水色)の動きは10センチ(赤)とほぼ同じ時間にピークを示しているので、上から徐々にしみ込んだモノではなく、「水みち」などを通した別の水の動きを表していると考えることができそうです。

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