段階揚水試験

観測孔を利用した揚水試験の結果です。
まずは段階揚水試験です。
あらかじめ設定した揚水量を5段階に分けて汲み上げていきます。
それぞれの時間は1時間から2時間程度、汲み上げたときの地下水位の変化を見て決めます。
一定時間を過ぎたら次の段階へ移り、水位観測を続けていきます。
これを5段階繰り返して、揚水量と地下水位の変化を記録します。
結果がこちらです。
01揚水試験結果.jpg
汲み上げる量が多くなるとだんだん地下水位が安定しなくなり、第三段階あたりを過ぎると、どんどん水位が低下していく様子がわかると思います。
これを見ることで、この井戸の適正な揚水量を確認することができます。

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