土壌水分浸透実験2

土壌水分観測の浸透実験の結果グラフです。
浸透実験1.gif
浸透実験2.gif
とりあえず、わかったことです。
1.短期(2時間)でみると水を投入した直後から20,30,40,60cmのセンサーが反応を開始する。
2.増加量をみると30cmのセンサーが増加率が大きいことがわかる。
3.水の投入完了後もすみやかに水分量が低下する。
4.ただし、投入する前よりも0.1~0.12m3/m-3程度、水分量が増加する。
5.この増加した水分量は24時間以降も保持されている。
6.100cmのセンサーは投入が完了した後にようやく水分量が少し増加する。
今回の実験では、センサーの測定間隔が機械の調整不足で10分間隔でしか記録をとることができませんでした。
1分間隔くらいでとりたいですね。
実験用に設置したセンサーも1mの穴をきちんと空けることができず、10cmのセンサーが使えない状態になってしまいました。
投入する水の量も、もっと大量に必要かもしれません。
あと、枠から若干の水漏れもありましたので、この対策も必要になりそうです。
とりあえず、第1段階の実験としては良しとしましょう。
手伝ってくれた学生さんたちありがとう。
次もがんばりましょう。

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