何度かこのブログでも紹介しておりますが、林内における雨の降り方について調べています。
樹冠通過雨量と呼ばれているものです。
簡易雨量計を7m×7mのメッシュ状に配置してばらつきを見ています。
いつもは学生さんたちに任せているのですが、ここ数日は私が対応しています。
先日もデータを回収してきました。
現地の状況はこんな感じでやってます。
ペットボトルを加工した容器に溜まった雨量をひたすら計測していきます。
場所よってかなりバラツキが出ていることがわかります。
結果をまとめるとこうなります。
多いところで30mmを超えているところもある一方でゼロのところも存在しています。
平均すると雨量計に溜まった累積雨量は7.8mmとなります。
アメダスの雨量ではこの期間中の累積雨量は5.5mmなので、林外のなにもないところに降った雨よりも多いという不思議な現象となります。
アメダスのデータが離れているところなので微妙なところですが、雨の降り方にも影響を受けているような気もします。
近くに雨量計を設置しているのですが、ただいま立ち入りできない状況なので辛いところです。