私が通っていた小中学校が統合により廃校となりました。
その中学校の跡地には瀬戸SOLAN小学校という民間の小学校が入ることになりまりました。
遠目からは眺めて、綺麗になったなと思っていましたが、先日、内覧会が開催されていたので見に行ってきました。
建物自体の構造は変わっていませんので、外観は色を塗り替えただけのように見えます。
ただ、玄関から中に入ると、景色は一変します。
驚かされたのはもと中庭があった場所です。
中庭に屋根をつけて広大なフリースペースができていました。
中は木材をふんだんに使用した居心地の良さそうな空間が見事に広がっています。
調理室や美術室、音楽室があった場所も中庭側の壁を取り払い、うまく活用されています。
素晴らしい構成となっていました。
教室の廊下も絨毯敷きで各階ごとに色を分けてありました。
教室の壁も周囲全体がホワイトボードになっており、前後左右どちらの向きでも授業ができるようになっています。
当然、机の配置も自由に変えることができるものとなっています。
前に黒板があって机が綺麗に整列されているという従来のスタイルは排除されています。
これが中庭に作られた屋根です。
灯り取りの小窓がたくさん設置されています。
そして、グランドは見事な人工芝に変わっていました。
これはとても気持ちの良さそうな広場です。
地元のサッカークラブが協力して維持管理をしていくそうです。
こんなところでサッカーができるなんてうらやましい限りです。
こんな感じで、昔の面影は残しつつ、見事に改築された学校に生まれ変わりました。
教育方針も設備も一貫しており、とても魅力的な学校として蘇りました。
民間スクールという新たな取り組みにも興味があります。
残念ながらうちの子供たちは対象にはなりませんが、次の世代には大きく変わっているかもしれません。
近くから温かく見守りたいと思います。
瀬戸SOLAN小学校HP