うちのリトルカブは4速セル付きです。
ロータリーチェンジはいまだに慣れなくて、走っていると今何速に入っているか迷うことが多々あります。
信号待ちで1速に入っているかの確認もいちいちニュートラルまで戻して1速に入れ直すことしばしば。
白カブにはデジタルのシフトインジケーターが付いているので、こういう問題はありません。
白カブのインジケーターは今も問題なく稼働しています。
やはりこれがあると安心できます。
で、リトルカブにもシフトインジケーターを取り付けたいとずっと考えていたのですが、武川のデジタルメーターの収まりが良すぎるので、ここにデジタル表示のメーターを取り付けるのも美しくありません。
どうしようか思案中の時に、見つけたのがこちら。
こいつを今ある4速表示の青色ランプに装着して、ギアに合わせて色を変化させることを思いつきました。
これなら、今のメーターのLEDを交換するだけで済みます。
ようやく時間を見つけて、作業に取りかかりました。
リトルカブにはシフトポジションのセンサーが付いていないので、これも調達しておきました。
まずはポジションセンサーの取り付け。
上の写真の丸い黒いゴムカバーを取り外します。
左側のピンクと薄緑のコードは4速とニュートラルの検出部です。
白カブ(JA07)とはちょっと形状が異なりますね。
ここにポジションセンサーを無理矢理取り付けます。
取り付ける前は、ボルトのみしか付いていないのですが、スイッチ用の金具付きのワッシャーに交換します。
ボルトも+ネジのものに交換しました。
実は、この金具には裏面に突起があって、そこを合わせて取り付けるらしいのですが、このリトルカブはそのような構造にはなっていませんでした。
なので、無理矢理はめこんでいます。
もしかしたらそのうち、ずれてくるかもしれません。
そうなっても、純正の4速とニュートラルの検出部分は残してあるので、問題はないはず。
ポジションセンサーとなる黒いゴムの部分の固定に悩みましたが、カバーで押さえつけるような感じになっていたので、良しとしました。
コードも無理くりねじ曲げて押し込んでいます。
こんな感じで収まりました。
お次はメーター周りです。
いつものようにライトを外して、ハンドルカバーをごっそり取り外します。
メーターのスピード検出ケーブルを外して落とさないようにしておきます。
以前これを落として難儀しました。
ニュートラルと4速の配線は純正を流用しますので、1,2,3速のコードを取り回しておきます。
LED表示部のLED交換に手こずると思いましたが、すんなり交換できました。
LEDカバーに青いレンズが付いていたので、どうかなと思いましたが、赤、緑、青のいずれも問題なく表示してくれました。
このLEDは5Vまでしか使えないようなので、12Vから5Vへのコンバーターも使いました。
配線をうまく(無理矢理)収めておきます。
動作チェックして完成です。
当たり前ですが出来上がった感じは、以前と全く変わりません。
これがニュートラルの状態
こちらが1速の状態(何も点灯しない状態です)
次は2速(赤ランプが点灯します)
3速は緑です。
最後の4速は純正と同じ青色です。
ニュートラル(純正のニュートラルランプ)→1速(ランプ点灯なし)→2速(赤色)→3速(緑色)→4速(青色)の順に変わっていきます。
本当は、4色使って1速も白色とか使いたかったのですが、配線の関係上、断念しました。
まあ、4速分表示できているので十分でしょう。
作動状況の動画はこちら。
動画ではチラついたりしていますが、実際は問題ありません。
緑色と青色の識別も問題なしです。
試しにご近所回ってきましたが、明るいところでも視認性と色の識別性は問題なし。
不安要素が減って快適になりました。
ギアチェンジするたびに色が変わってくれるので、走行するのが楽しくなってきます。
走って楽しいリトルカブの完成です。