樹幹流測定の補修

森林内で樹幹流の観測も行っています。

対象は常緑樹と落葉樹の2つとしており、それぞれの特徴を比較しています。

ただ、ここ数日のデータがおかしいことがわかりました。

良い機会なので、樹幹流の計測装置の補修を行いました。

まずは、樹木に巻きつけてあるカバーを取り外します。

そこにシリコンボンドを塗りつけて、樹幹流がパイプへ行くようにします。

流れやすいように勾配を付けておくことが必要です。

あとはカバーを巻きつけておきます。

本当は樹皮の凹凸をできるだけ減らすために、表面を剥いで滑らかにしておくと良いとアドバイスをいただきましたが、この場所は公営の施設内なのであきらめました。

それでも以前よりはずいぶんとマシになったと思います。

導いた樹幹流はパイプを通して雨量計に接続してあります。

直径20cmの0.5mm雨量計ですので、1カウントで15.7mLの量となります。

ちなみに雨量計の中身を確認したら、集水桝のところにゴミが詰まっていました。

これではうまく観測することは出来ません。

きちんと掃除しておきました。

これで観測もばっちりのはずです。

観測結果が楽しみです。

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