小型動的コーン貫入試験PENNYで得られる試験値は、ボーリング調査時に実施される標準貫入試験と相関が取れています。
通常は、PENNYで得られた試験値に0.6をかけるとN値と概ね同じとなります。
貫入試験には他にも様々な種類があって、各試験機の仕様を比較すると下記のようになります。
「浦安一斉試験における各種動的サウンディング試験の比較 大島昭彦 浦安地盤調査一斉試験報告会論文集 (2012): 65-70」より引用
表の真ん中にちゃんとPENNYの表記があります。
地盤工学会の動的コーン貫入試験方法(JGS1437-2014)にもしっかり記載されています。
動的コーン貫入試験方法(JGS1437-2014)地盤工学会より抜粋
まだまだマイナーな試験装置ですが、ちゃんとした試験方法であることがおわかりいただけると思います。
あとは積算単価の根拠ですね。
明確な根拠はないのですが、オートマチックラムサウンディングの70%程度が適正なのではないかと考えています。
ご用命の際は弊社、株式会社水地盤研究所まで
http://soilwaterlabo.jp/