土の試料

R0019658.jpg
ボーリング調査で得られた土の試料です。
写真左上から右へ1m、2m、3m・・・、その下左から右へ6m、7m・・・一番下左から右へ11m、12m・・・
と、全部で15mまでの試料です。
こうして並べて見ると、土の層の変化がよくわかります。
1mは、なんかまわりと色が違うからきっと盛土
2mから5mまでは、砂質土で含水比が高そう
6mは、粘性土で雲母片あり
7mから9mまでは、砂質土だけど少し粘土分が含まれる。雲母片もたくさんあり。
10mより下は、礫質土で硬そう
と、こんな風に分けられます。
こうして見たこと、気づいたことを観察記事として記録していきます。
これに標準貫入試験(N値)の結果を併記して整理したものがボーリング柱状図となります。
スウェーデン式サウンディングや動的コーン貫入試験では、このような土の試料を採取することができません。
やはり、地盤調査にはボーリングが一番だと思います。

カテゴリー: 土と水について タグ: , , パーマリンク