内陸型地震

引き続き地震の話です。
地震の形態には内陸型地震とプレート海溝型地震があることを言いました。
内陸型地震は、陸側のプレートの浅いところで発生します。
これはプレート同士の圧縮力を受けて地殻内に蓄積された応力に対して、岩盤が持ちこたえられなくなり破壊することで起こります。
内陸型地震.png
防災科学技術研究所HPより引用
地下の応力のかかり方は複雑なので、力の働く向きや組み合わせによって様々なタイプの断層運動が発生します。
また、一度このような断層を生じた場所は、それが「くせ」となり、繰り返し地震を発生させることが知られています。
これを「活断層」と呼んでいます。
断層の形態.png
防災科学技術研究所HPより引用
断層の形態は、浅い面を基準として上側が滑り落ちるのを「正断層」、上側が乗り上げるのを「逆断層」と呼びます。
また、横ズレの場合は、相手側の面が右側に動くのが「右横ずれ断層」、左側にずれるのが「左横ずれ断層」と呼びます。
防災科学技術研究所HPより引用しました。
http://www.hinet.bosai.go.jp/about_earthquake/part2.html

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