土壌水分観測をおこなっている場所に雨量計を設置してきました。
以前から設置していた雨量計が動作不良を起こしていたので交換します。
タイミングよく中古の雨量計を入手することができました。
通常、雨量計は上空が開けた場所に設置するのですが、ここでは林の中の雨量を計測しています。
これを樹冠通過雨量と言います。
樹木の葉の間を通過してくる雨の量なので、バラツキが出てきます。
樹種によっても異なります。
そのため、ここでは雨量計を5箇所設置して、そのバラツキも確認することを目的としています。
今回はそのうちの一つを交換してきました。
動作確認をしっかりと行なっておきます。
これで設置完了です。
同じような雨量計があと4つ設置してあります。
この観測により、同じ雨が降っても場所によって地面に到達する雨の量は異なることがわかってきました。