昨日はからくり人形の講座に行ってきました。
大学の市民講座で開催されていたものです。
いろいろなからくり人形を見せてもらいました。
お馴染みの茶運び人形は2体ありました。
左側は40年前のものでゼンマイは昔ながらの鯨のひげを使っています。
右側が20年前に復元されたもの。
どちらも釘などは使っておらず、組みだけで作られています。
これがお茶を運んで、きっちり戻ってくることがすごいです。
そしてからくり人形の最高峰と言われている弓曳童子を復元したもの。
この作品では9本の糸と歯車を使って、矢をとる、弓を引く工程を制御しています。
江戸時代にこんなものが作られていたとは驚きです。
特に中部地方はからくりの技術が優れていたそうです。
講演者の先生が言っていた「科学・技術・技能」は一体であるという言葉がとても印象的でした。
有意義な講義でした。