土壌水分計電池交換

森の中の観測で土壌水分も測定しています。

これはお金をケチって組み上げたものなので、9Vの乾電池を外付けで動かしています。

その電池とは別にデータロガーに内蔵している電池も定期的に交換が必要です。

今回はこの内蔵電池が切れてしまっていたので、こいつを交換します。

内蔵電池はちょっと特殊なリチウム電池で、なかなか目にすることのないタイプです。

amazonで入手しておいたので、そちらに交換します。

これで観測も無事再開することができました。

電池残量の表示が消えないけど、動作チェックはできたから良しとします。

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樹幹流の観測

森の中の雨量の観測です。

ここでは、木の幹を伝って流れ落ちてくる雨を観測しています。

これを樹幹流といいます。

こんな感じに樹木にプラ板を巻き付けて、樹幹流を集めてホースに導いて雨量計に接続しています。

樹冠(葉っぱの隙間)を通過してくる雨だけでなく、木の幹を伝って流れてくる量も思った以上にあることがわかります。

改めて、森の中に降り注ぐ雨がどのように地面に到達するのか、これがいかに複雑であることか思い知らされます。

2年ほど前にプラ板を取り付けましたが、樹木の成長に伴い隙間ができ始めていました。

近い内に取り換えをしなくちゃいけません。

森の中の観測はいろいろ手間がかかります。

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林内雨量計

森の中で雨量を観測しています。

ここでは樹冠(木の葉っぱ)の隙間を通過してくる雨を捉えることを目的としています。

樹冠通過雨量というものになります。

上空には下の写真のように樹木が覆っている状態です。

雨量計は一般的なものを使っています。

メンテナンスやデータ回収は学生さんたちに任せていました。

久しぶりにデータを確認したところ、半年ほど前からずっと降水量がゼロを示していました。

明らかに異常ですね。

そんなわけで、現地を確認したのですが、やはり雨量計に目詰まりが生じていました。

本来、水がすんなりと通過すべきところですが、上空からの落ち葉などが堆積して、目詰まりしたようです。

学生さんたちは、毎回データ回収をしているときにこの状態を見ているはずですが、なんとも思わなかったようです。

ただ単に、言われた通りにデータを吸い出しただけ、しかも回収したデータも確認していない、確認していたかもしれないけど、ゼロの状態を見ておかしいとも思っていない。

うーん、とても残念です。

嘆いても仕方がないので、掃除しておきました。

こんな状態で放置されていた機械が不憫でなりません。

データロガーも寒さにも負けずに一生懸命にデータを収録していたのに残念です。

単純に雨量を観測するだけのはずですが、自然環境の中ではそれすら難しいことを認識してほしいところです。

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沢の流量観測

私が学生さんたちと共同で観測をしている沢です。

ここでは三角堰を設置して越流水深をセンサーで計測することにより流量を観測しています。

先日の雨が心配だったので、ちょっと見てきました。

落ち葉は堰の上流側に設置しておいた落ち葉よけの柵に溜まっているだけでしたので、問題はありませんでした。

ここも定期的に掃除が必要なので、きちんとしておきます。

自然環境の計測には、思った以上に手間ひまがかかります。

その手間をかけるかかけないかで、測定値の精度に大きく影響します。

学生さんたちにもしっかりとしたメンテナンスを期待しています。

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今日も薪割り

来シーズンに向けて、薪ストーブのための薪をせっせと作っています。

今年は縁があって、薪がどんどん集まってきています。

原木を玉切りの状態で保管しておいても乾燥が進まないので、順次薪割りしていかないと大変なことになります。

そんなわけで今週も薪割り作業に追われています。

今回は、大物に手をつけました。

直径30cm以上のナラの玉切りです。

斧で割るには相当の覚悟が必要なヤツです。

こいつも先日手に入れた手動式油圧薪割り機で割っていきます。

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それなりに力が必要ですが、ゆっくりじわっと力を加えていくと、、、バキッ!

この最初のひと割れができれば、あとは向きを変えて順番に割るだけです。

見事に三分割になりました。

この状態であれば、斧でも割れるようになります。

が、この薪割り機を導入してからは、ほとんど薪割り機で割ってます。

斧で割る方が圧倒的に速いのですが、薪割り機の方が細かく均等に割ることができます。

あの大きな玉切りもきれいに割れています。

身内からも薪の形がきれいとお褒めの言葉をいただきました。

しかも騒音、振動もなく安全に割ることができます。

なにより体への負担が圧倒的に少ないです。

もちろん、それなりに力をかけなければいけないので、疲労もそれなりにあります。

が、斧で割った場合は翌日に全身筋肉痛なんてことはよくありましたが、そんなことはなく、ほどよい疲労感で済みます。

そんなわけで、我が家の薪集めはちゃくちゃくと進んでいます。

問題は集まり過ぎた薪をどこに収納するかです。

このままではバイク小屋の扉が開かなくなります。

そろそろ薪棚の増築が必要かな。

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先日出かけた先で、虹を見ました。

見事なアーチを描いていました。

ちょっと良いこともあったので、嬉しさ倍増です。

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ロープでリングを編む

ちょっと興味があったので、ロープワークをいろいろやってみました。

その中で便利そうなロープでリングを作るのをやってみました。

左のものはロープを編み込んでリングにしたもの、右は2本の紐を編み込んでリングにしたものです。

左側のものは、お互いのロープが編み込んでしっかりと食い込んでいますので、それなりの強度があります。

右側のものは編み込んだ紐の両端をライターで炙って密着させているだけなので、あまり強度はありません。

それでも、器具を引っ掛けておく程度なら問題なさそうです。

ロープを普通に結んで輪っかを作るだけでなく、一手間加えるとすっきりといい感じにまとまります。

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雪解け

この雨で雪解けもかなり進んでいます。

林道に積もった雪もだいぶ溶けましたが、まだまだ山の中にはごっそり雪が残っています。

今日はここまでしか来れませんでしたが、先週よりはちょっと進みました。

来週には全部上がれるかな?

春は待ち遠しいですが、雪が早々になくなるのもちょっと寂しいです。

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沢の水と融雪量

毎回観測している沢の状況です。

前日に30mm程度の雨が降っていました。

思っていたよりも、かなりの水量増加となっています。

通常であれば30mm程度の雨ではここまでの流量にはなりません。

この地域は積雪地帯です。

ここ数日の気温上昇と降雨により雪が一気に溶け始めたのが影響しています。

一般に雪の比重は、湿った雪で0.3から0.5程度と言われています。

普通の水であれば10立方cmの体積では1kgとなるわけですが、

雪の場合は同じく10立方cmあたりでは0.3から0.5kgとなるわけです。

アメダスでこの地域の前日からの積雪量の記録を見ると、10cm積雪量が低下していました。

10cmすなわち100mm分の体積の雪が溶けたことになります。

これを雨の量に換算すると30から50mmの降水量に相当することになります。

あくまでも概算ですが、前日に降った雨30mmにさらに30から50mm程度の融雪量が追加され、合計として60から80mm程度の雨が降ったことになります。

これだけの降水量であれば、この沢の水の増水状況も納得できます。

そんなわけで、積雪地域の沢の水量の変化は雨だけでなく、積雪量や気温、融雪量などが関係してくるので、その関係性はますます複雑になります。

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ブルーライトカット

娘のお下がりで使っている古いiPadminiです。

いろいろ読み物などに使っていますが、やはり夜に見ていると目がチカチカしてきます。

そんなわけで対策としてブルーライトカットの強化ガラスを貼ってみることにしました。

問題なく貼ることができました。

見た目もそれほど変わっていないような気がします。

ちょっと暗くなったかなという感じです。

並べて比較しなければ、気がつかないレベルですので慣れれば問題ないでしょう。

それよりもe-inkのタブレットも気になりだしました。

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ログトング

薪割りに使う小道具のログトングです。

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玉切りした丸太を捕まえて持ち上げる器具になります。

先端に爪が付いていて、持ち上げるとテコの利用で爪が食い込んで持ち上げることができます。

両手でしか持てないような太さの丸太でも、これを使えば片手で持ち上げることができます。

なにより腰をかがめる角度が少なくなるので負担も減ります。

これは便利ですね。

薪割り作業の必須品となりました。

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フォームローラー

健康管理の一品、フォームローラーです。

体のあちこちの硬くなった部分を、これをあてがってゴロゴロ転がしてほぐしていきます。

嫁さんの勧めで私の分も購入することになりました。

これでガチガチに固まった体をほぐしていきます。

結構、痛いですが、頑張ってみようと思います。

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手動式薪割り機その3

まだまだ薪割りが続きます。

来シーズンのためにせっせと準備をしておきます。

今回の相手は一昨年の秋にいただいた玉切りしたものです。

それなりに乾燥が進んでいますが、玉切りのままでしたので、完全に乾燥しきってはいません。

がんばれば斧で割ることもできますが、大きめのものは中途半端に乾燥していて1回では割れません。

こいつらも手動式の薪割り機で割ります。

最初の割れ始める瞬間までにそれなりに力が必要ですが、一定の力がかかるとバシっと見事に割れます。

何度か割れた薪が飛んでいきました。

ちょっと注意しなくちゃいけませんね。

こんな二股のものもきれいに割ることができます。

今回は嫁さんにも試してもらいました。

さすがに30cmを超えるような大きなものは厳しいですが、20cm程度のものであれば女性の力でも十分割ることができます。

エンジン式や電動ではないので、ガソリンの準備やらスイッチの説明など不要で、構造が極めて単純なため、機械オンチの嫁さんでも簡単に扱うことができます。

斧を振り回すこともないので、安全ですね。

小さなお子さんがいるところでも安心して作業ができると思います。

そして何度も言いますが、静かにできるのが良いですね。

電動式もそれなりに静かだと思いますが、あの高周波音は私にはどうにも不快で受け付けられません。

そんなわけで我が家では、この手動薪割り機が薪割り作業の主力機となりました。

のんびり薪割りを楽しみながらやりたいと思います。

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トレイルカメラ

定期的に通っている雪の現場に残っている足跡の正体が知りたくて、トレイルカメラ(センサーカメラ)を設置してみました。

先日、再び訪れた際に確認したところ、こいつが映り込んでいました。

どうやらタヌキのようです。

明け方の5時前くらいに撮影されていました。

他にもウサギらしき小動物も写っていましたが、詳細は不明でした。

安物のセンサーカメラなので限界がありますね。

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それでも気になっていた足跡の正体が判明してよかったです。

熊ではなさそうなのでちょっと安心しました。

もうしばらく設置して様子を見たいと思います。

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赤い地下水

この現場ではちょくちょく確認されている赤い地下水です。

トマトジュースのように真っ赤です。

これは地下水中の鉄分の影響によるもので、鉄バクテリアが水中の鉄分を使って活動した結果、赤い沈殿物を形成します。

特に害はありませんが、見た目に非常に悪く、配管を詰まらせたりします。

あまり気持ちの良いものではありませんね。

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我が家の小鳥たち

薪割りを済ませて一息していると、小鳥たちがやってきます。

その中で、一番目立つのはジョウビタキです。

この時期、薪を割った後の木くずに混じっている虫たちを狙っているようです。

お腹の黄色い小鳥です。

薪割りで見つけた虫をテーブルにおいてやると、すっと寄ってきてつまんでいきます。

なかなか目ざとい奴らです。

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手動式薪割り機その2

油圧の手動式薪割り機ですが、さっそく大活躍です。

こんな感じの節の入った斧では絶対割りたくないやつですが、

多少の力が必要ですが、ミシミシと音を立てて引き裂いてくれます。

こんな感じのものも、

見事に割ってくれます。

先端の開く金具がいい仕事をしてくれます。

繊維質の残り部分をしっかりと引きちぎってくれます。

こんな二股なものも、

斧でも割れないことはないのですが、疲れてくると狙ったところに斧が落ちなくて何度かやり直す羽目になります。

この機械であれば、間違いなく狙ったところできっちりと割ることができるので安心です。

いつもなら太めになっても、もういいやっ、となるところをしっかりと最後まで割り切ることができます。

斧で割るよりも手動薪割り機で割る方が結果的にはロスが少なくて体にも負担がかかりません。

そんなわけで、本日の成果はこんな感じ。

作業時間は2時間程度で、結局全部、手動薪割り機で割りました。

普段なら汗だくになる作業量ですが、ラジオを聞き流しながら軽い運動程度で済みました。

しかも、ご近所の誰にも気づかれずに静かにできちゃいます。

住宅地なので騒音問題は結構重要ですね。

個人的には、この手動薪割り機と斧の併用が一番ベストな選択になりました。

しばらくはこの機械にお世話になりそうです。

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手動式薪割り機導入

縁あって薪がどんどん増えてきています。

我が家の庭には玉切りした丸太が転がっております。

これをそのままにしていると収集がつかなくなりますので、さっさと薪割りをします。

が、いかんせん、今回の薪はナラの手強い大径木です。

斧だけでは絶対割れないやつです。

クサビもあるのですが、あのカンカン鳴り響く音はさすがに近所迷惑なりかねません。

そんなわけで、いろいろ考えた結果、手動式薪割り機を導入することに決めました。

いつかはエンジン式もしくは電動の薪割り機を買いたいなと思っていましたが、まだまだ体が動くうちは手動でしょう。

せっかくエコな薪ストーブなのに、薪を作るのにガソリンやら電気を使ってちゃいかんでしょう(チェーンソーで使ってますが、、、)。

そんなわけで選んだ機種はこちらです。

PLOW プラウ 手動式 薪割り機MLS12です。

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手動の油圧式薪割り機で12tの力があります。

一般に市販されている電動薪割り機よりもパワーだけはあります。

お値段も34,800円とエンジン式や電動式よりも安いです。

ダルマジャッキを横に置いた形になっており、2本のレバーを操作して油圧ジャッキを動かします。

レバーは早送り用と薪割り用とに分かれています。

なので、レバーを交互に動かすのではなく、それぞれ役割ごとに使い分けていきます。

さっそく、割ってみましょう。

直径23cmのナラの玉切りです。

斧でも割れないことはないですが、結構手強そうなやつですね。

最初は薪に当たるまで早送りレバーで操作します。

ジャッキが薪に当たったら、薪割り用のレバーで押していきます。

やはりそれなりに力が必要ですが、レバーに体重をうまくかければ割とすんなり食い込みます。

そのままジャッキを押していくと、、、ミシミシッ、、、

バシっと割れます。

さらにジャッキを押していきます。

そうするとクサビ部分の鍵の手の金具が薪に押されて開いていきます。

最終的には両手を広げるような感じで、薪を綺麗に割り広げてくれます。

この金具が優れもので、割れ目が入った状態からまだ残っている繊維質な部分をきれいに引きちぎってくれます。

これがあるおかげで、割れた薪を簡単に分割することができるようになります。

最後に油圧ジャッキのバルブを解放すれば、ジャッキがスプリングの力で元の場所に戻ります。

一連の作業はこんな具合です。

あとはこの作業をひたすら繰り返します。

このくらいの玉切りだと斧で頑張れば割れないことはないですが、かなり気合をいれないと厳しいです(汗だくになります)。

手動の薪割り機であれば、それなりに力は入りますが、すんなりと割ることができます。

斧で何回も汗だくになって、どつき回すより圧倒的に体への負荷が少ないです。

そしてなにより静かです。

斧で割れば、音や振動が出ますが、こちらは静かにミシッ、ミシッ、バキッとホラー映画のワンシーンのような効果音のみです。

斧を振り回して怪我をするリスクもありません。

もちろん、この手動薪割り機ですべての薪を割るには効率が悪過ぎますので、そこは斧と併用することでうまくできると思います。

今まで、斧やクサビ、電動チェーンソーなどいろいろなやり方を模索してきましたが、これでようやく理想的な手法が完成したような気がします。

これならあと10年はやっていけそうな気がします。

嫁さんでもできるぞ。

おすすめです!

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薪集め

薪ストーブに使う薪の棚もぼちぼちと空いてきました。

そんなわけで、薪の調達です。

タイミングよく薪ストーブ仲間から召集がかかったので行ってきました。

広場で伐採された楢の木を1日がかりで玉切りして回収してきました。

今日も引き続き作業します。

なんだか休みの日の方が忙しいです。

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スキー

先週の休みは、ちょっとスキーに行ってきました。

いつも雪山を登っているばかりですので、たまには楽して降りたいですよね。

と、いうわけで天気にも恵まれて、とても気持ちの良い滑りができました。

スキー三昧な1日でした。

このコンデションで滑れるのは、今シーズンはこれが最後かな。

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