諏訪大社上社の近くにある「茅野市神長官守矢史料館」に立ち寄ってきました。
ここの資料館は私が大好きな建築家藤森照信氏が手がけています。
藤森氏は茅野市出身だったんですね。
風景に溶け込むような外観にうっとりしてしまいます。
玄関先には御柱を模した4本の柱も並びます。
資料館の中には、諏訪大社の歴史を解き明かす貴重な資料が展示してあります。
諏訪大社の神長官という役職を勤めてきた守矢家に残る古文書などがあります。
中に入ると、諏訪大社に伝わる神事の様子が展示されていました。
江戸時代まで諏訪上社では御頭祭と呼ばれる神事が毎年開催されており、その際にシカの首75頭を供えたということです。
現在は剥製で行っているそうです。
シカとイノシシの剥製がずらりと並ぶ姿は圧巻です。
他にもウサギの串刺しなんかもありました。
諏訪上社近辺では狩猟が盛んだったことを伺わせるものでした。
建物は内部は、外観に劣らず素敵な空間になっています。
こんな出窓があったら素敵です。
こじんまりとした資料館ですが、なかなか見応えのあるところでした。
ちなみに入館料は100円でした。
機会があれば、立ち寄ることをお勧めします。