手動式薪割り機導入

縁あって薪がどんどん増えてきています。

我が家の庭には玉切りした丸太が転がっております。

これをそのままにしていると収集がつかなくなりますので、さっさと薪割りをします。

が、いかんせん、今回の薪はナラの手強い大径木です。

斧だけでは絶対割れないやつです。

クサビもあるのですが、あのカンカン鳴り響く音はさすがに近所迷惑なりかねません。

そんなわけで、いろいろ考えた結果、手動式薪割り機を導入することに決めました。

いつかはエンジン式もしくは電動の薪割り機を買いたいなと思っていましたが、まだまだ体が動くうちは手動でしょう。

せっかくエコな薪ストーブなのに、薪を作るのにガソリンやら電気を使ってちゃいかんでしょう(チェーンソーで使ってますが、、、)。

そんなわけで選んだ機種はこちらです。

PLOW プラウ 手動式 薪割り機MLS12です。

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手動の油圧式薪割り機で12tの力があります。

一般に市販されている電動薪割り機よりもパワーだけはあります。

お値段も34,800円とエンジン式や電動式よりも安いです。

ダルマジャッキを横に置いた形になっており、2本のレバーを操作して油圧ジャッキを動かします。

レバーは早送り用と薪割り用とに分かれています。

なので、レバーを交互に動かすのではなく、それぞれ役割ごとに使い分けていきます。

さっそく、割ってみましょう。

直径23cmのナラの玉切りです。

斧でも割れないことはないですが、結構手強そうなやつですね。

最初は薪に当たるまで早送りレバーで操作します。

ジャッキが薪に当たったら、薪割り用のレバーで押していきます。

やはりそれなりに力が必要ですが、レバーに体重をうまくかければ割とすんなり食い込みます。

そのままジャッキを押していくと、、、ミシミシッ、、、

バシっと割れます。

さらにジャッキを押していきます。

そうするとクサビ部分の鍵の手の金具が薪に押されて開いていきます。

最終的には両手を広げるような感じで、薪を綺麗に割り広げてくれます。

この金具が優れもので、割れ目が入った状態からまだ残っている繊維質な部分をきれいに引きちぎってくれます。

これがあるおかげで、割れた薪を簡単に分割することができるようになります。

最後に油圧ジャッキのバルブを解放すれば、ジャッキがスプリングの力で元の場所に戻ります。

一連の作業はこんな具合です。

あとはこの作業をひたすら繰り返します。

このくらいの玉切りだと斧で頑張れば割れないことはないですが、かなり気合をいれないと厳しいです(汗だくになります)。

手動の薪割り機であれば、それなりに力は入りますが、すんなりと割ることができます。

斧で何回も汗だくになって、どつき回すより圧倒的に体への負荷が少ないです。

そしてなにより静かです。

斧で割れば、音や振動が出ますが、こちらは静かにミシッ、ミシッ、バキッとホラー映画のワンシーンのような効果音のみです。

斧を振り回して怪我をするリスクもありません。

もちろん、この手動薪割り機ですべての薪を割るには効率が悪過ぎますので、そこは斧と併用することでうまくできると思います。

今まで、斧やクサビ、電動チェーンソーなどいろいろなやり方を模索してきましたが、これでようやく理想的な手法が完成したような気がします。

これならあと10年はやっていけそうな気がします。

嫁さんでもできるぞ。

おすすめです!

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