子供たちの理科の出前授業で使っている地層を作る実験装置です。
いずれも100均の物を流用しています。
透明な円筒管に砂を投入して、堆積していく様子を観察するだけなのですが、これがなかなかうまくいきません。
円筒管の長さが短いと粒径が整わない状態で着底してしまい、いい感じに地層が形成されません。
そんなわけで私は円筒管を延長できるように加工しています。
こんな感じで透明な麦茶ポットを用意して底を切取ります。
蓋の部分も上面をキレイにカットしておきます。
この蓋の部分をひっくり返して上半分となる円筒管にホットボンドでくっつけておきます。
水漏れしないようにコテコテにしています。
これを通常の麦茶ポットに装着しておけば長い円筒管の完成です。
これだけ落差があれば、水中でキレイに分離して大きい粒径のものから順に落下していく様子がわかります。
完成した地層はこんな感じになります。
実験が終わったら水を静かに抜き取って、上部分を外せばそのまま保管も可能となります。
ちなみに私は毎回地層を作る実験では砂の投入を3回繰り返しています。
キレイな級化層理が観察できます。
毎回一つは子供たちの観察用として差し上げています。
実験の動画はこちら。