盤膨れ

掘削底面の下に粘性土などの細粒分の多い砂質土層などの透水性の低い層(難透水層)があり、さらにその下に水を通しやすく被圧帯水層(押さえつけられた地下水)がある場合、「盤膨れ(ばんぶくれ)」という現象が発生することがあります。
「盤膨れ」は掘削底面が膨れあがり、地盤に曲げやせん断破壊現象が起こって、最終的には掘削底面全体の崩壊にも繋がってしまいます。
盤ぶくれ1.gif
ただし、実際にこのような現象が生じる前に局所的に地下水と砂分が湧出して、ボイリング的な現象につながることの方が多いようです。
banbukure のコピー.jpg
上の写真は飛騨トンネル掘削時に発生した盤膨れの状況です。
盤膨れにより地面が60センチほど盛り上がったそうです。
http://nexcokiyomi.hida-ch.com/より引用
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