構造物基礎確認調査

構造物の基礎地盤調査ではありません。
既設の構造物の基礎が古いため資料が残っておらず、どこまで基礎が入っているかを確認する調査です。
基礎の立ち上がり付近から順番に貫入試験を行い、基礎にあたったら順次離れていき、最終的にどこまで基礎が張り出しているかを確認します。
当初計画では、ポータブルコーンやスウェーデン試験で確認するという話でしたが、上層部に礫層(ガラ)が多量に存在することが判明したため、またまた小型動的貫入試験機PENNYの出番となりました。
IMGP1769 のコピー.jpg
打撃能力が高いため、少々の礫層であれば、打ち抜いていきます。
さすがに基礎部に当たれば、バウンドし出しますので、すぐに判ります。
このPENNYによって既設構造物の基礎根入れ範囲を確定することができました。
これで、施工も安心して作業ができます。
いろいろな使い道のあるPENNYです。
橋梁の下は日陰で涼しい。

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