技術士とは?

「技術士」とはどんな資格でしょう?
「技術士法」というものが存在します。これによれば、
「技術士」とは,文部科学省の登録を受け,「技術士」の名称を用いて,科学技術の高度な専門応用能力を必要とする事項について,計画・研究・設計・分析・試験・評価,またはこれらに関する指導業務を行うものをいいます(技術士法第2条)。
→「技術士」という名称を肩書きに専門的な判断をする技術者、ということですかね。「技術士」を持っていなくても高度な専門的な技術者はたくさんいます。国の登録を受けているかいないかの違いになります。この差が大きいです。
どうしたら,技術士になれるでしょうか?
文部科学省が毎年実施する国家試験(技術士第二次試験)に合格すれば技術士になれますが,この試験を受けるには,
・「技術士補」となる資格を有し、専門の科学技術に関する計画・研究・設計・分析・試験または評価などの業務経験が7年以上あること
・「技術士補」として技術士を補助した経験が4年以上であること
・「修習技術者」として、優れた監督者の指導の下での実務経験が4年以上であること
以上のうち、いずれか1つを満たすことが必要です(技術士法第6条)。
技術士受験資格.gif
いずれにしても、一筋縄では取得できない資格であり、とったあとの責任の重大ですね。
社団法人日本技術士会より引用
http://www.engineer.or.jp/

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