陸水サマースクール2

陸水学会東海支部会のサマースクールに参加してきました。
瀬戸市にある東京大学の生態水文学研究所赤津研究林がフィールドです。
まずは、講師の方から同研究所の観測施設の概略を説明していただきました。
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観測露場やメインとなる量水堰、80年以上の歴史を持つこの観測施設の凄さを感じさせてくれました。
観測装置による誤差をなくすために、昔からの測定方法も踏襲しつつ最新の計器も駆使しており、なかなか興味深いものがあります。
講師の方いわく、昔からの観測機器のほうが信頼性は高い。とのこと。
故障が少ないというのが一番なのですが、最新機械の特性によるわずかな誤差も妥協せずにとことんまで突き詰めて観測していく姿勢はさすが大学の研究機関です。
そして、メインとなる量水堰。
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85年以上も休まずにずっと観測を続けている非常に貴重な観測施設です。
堰の石積みも歴史を感じさせてくれます。

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