小流域の流量観測

小流域の流量観測は、水の量が少ないため通常の手法では困難です。
普段はごくわずかな流量でもひと度雨が降れば、あっという間に水量が増加します。
ここ生態水文学研究所の赤津研究林には、少ない水量から多いところまで精度良く測る工夫がにありました。
通常、沢に三角堰を作り、そのの越流水深を計測します。
三角堰の形状は一般的には直角三角形をしています。
生態水文学研究所では、この部分が直角三角形ではなく、かなり鋭角に、しかも切り込みがかなり深くなっています。
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この形状であれば、少ない水量も増水時にも対応できそうです。
さすがに歴史のある観測施設です。
あちこちに様々な工夫が凝らされています。
昔の研究者たちの試行錯誤が目に浮かびます。

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