地下水の不思議

水文調査で簡易水質計をもってうろうろしていると、いろいろな場面に出くわします。
たとえば、上流側の沢には水が全然ないのに、ある箇所から突然流量が増えたり。
隣同士の水路でpHやEC、水温が全然異なったり。
そんな場面に遭遇した場合は、簡易水質計をもってあちこち計測してみます。
そうすると、なんとなく仕組みがわかってきます。
ここでは、pH9の温かい水が出てきていますが、、、
IMGP0057.jpg
すぐ横ではpH8以下の冷たい水になっています。
IMGP0060.jpg
どうやらこの場所から地下の伏流水が入り込んでいる様子です。
しかも伏流水は何らかの影響でアルカリ性を示しています。
あちこち調べていると時間がなくなって、肝心の仕事が進みません。

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