書籍紹介

森と水の関係を.jpg
最近手に入れた書籍の紹介です。
「森と水」の関係を解き明かす 現場からのメーッセージ(蔵治光一郎著)
今、森林といえば、「水源涵養」や「木材生産」、「洪水緩和」、「土砂災害軽減」、「二酸化炭素吸収」など、人にとって都合の良い面ばかりが先行してしまいます。
でも、森林は別に人のために存在しているわけでなく、あくまでも自身の存在のため、水を蓄え、落ち葉を落とし、土を保持しているのです。
森林の研究は進んできてはいますが、まだまだ解明されていないことはたくさんあります。
今現在、何がわかって、何がわからないかを整理しておくことも大切です。
著者は、研究の役割と現場との融合を求めていくことが必要としています。
研究者、市民活動者、森林関係者、一般市民など幅広い人々に読んでもらいたい書籍となっています。

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