先日の採水の仕事では水中に含まれる酸素濃度を測る分析もありました。
溶存酸素DOと言います。
これは現地で水を汲んだ直後に、他の空気が混ざり込まないようにその場で固定します。
ここでも試薬を入れて調整します。
調整すれば、その場所での溶存酸素で固定されるわけです。
で、何箇所もこの採水をしていると色が違うことに気づきます。
容器の底に薄茶色のものが沈んでいるのがわかります。
よく見ると一番右端のものだけ白っぽいです。
おそらくこの箇所の水の溶存酸素は少ないと思います。
なんらかの理由で地下水中に含まれていた酸素が消費されてしまったものと想定されます。
川の表流水などであれば、常にジャバジャバされて空気に触れているので、もっと濃い茶色になります。