テスター式水位計

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地下水位観測の必須品である「テスター式水位計」です。
井戸や、地下水観測孔などで地下水位を観測するときに使用します。
先端部分が水面に接触するとブザーが鳴ります。
いままで、かなり年季の入ったものを使用していましたが、今回新調しました。
以前のものは30mまでしか計測できませんでしたが、今回は50mまで対応できます。
こちらが古い方の水位計
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こちらが新しい水位計
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新機種になり、大きな変更点がありました。
いままでは、ロープ部分は平べったい形状をしていましたが、新しいものは丸ロープの形状になりました。
これは、ボーリング観測孔などで、孔壁にへばりつくのを防ぐためだと思います。
これはこれで有効だと思いますが、ちょっと難点があります。
「数値が読みにくい」・・・
従来のものは、片面に目盛りが付いていたので、面をきちんとしておけば、一目瞭然で目盛を読み取ることが可能でした。
新しいものは丸ロープの反面のみに書かれているので、くるくる回転してしまうと、いざ数値を読み取るときに数値が見えないことがよくあります。
大した問題ではないかもしれませんが、現場作業時には、そのちょっとしたことが気にかかってしまいます。
古い水位計の目盛は読み取りやすい
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新しい水位計はこれ以上回転すると読み取れない。
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しばらく慣れるのに時間がかかりそうです。

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