宅地造成工事技術指針

名古屋市で造成工事の許可申請の基準となる「宅地造成工事技術指針」です。
我が家で現在進行中の造成計画もこれに準拠しています。
我が家は瀬戸市にありますが、瀬戸市の造成についても名古屋市の基準に準拠しているようです。
他にも方法はあると思いますが、かなり綿密な調査・設計をする必要があるため、通常は名古屋市の指針に準じるのが一般的です。
この基準によりますと、切土の場合、以下の条件を満たしていれば擁壁を造らなくても良いことになります。
間知擁壁勾配.gif
「名古屋市住宅都市局 宅地造成工事技術指針H20.4」より
この表によれば、崖の高さが5m以内の場合、崖の勾配が45度以下であれば、擁壁などの対処は不要ということになります。
これに当てはまらなければ、擁壁などの対処が必要になります。
上の条件は、よほど敷地に余裕が無い限り、かなり難しいものです。
高さ3mの崖であれば、崖の頂点から水平距離で3m離れることになります。
我が家も当然、敷地に制限があります。
したがって、擁壁を造る必要がでてきます。
まずは、切土の勾配についてです。

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