河川の高水敷

河川敷を眺めていると、水が流れているところより少し上がったところに遊歩道に使われるような平らな場所があるのに気づきます。
これは「高水敷(こうすいじき)」とよばれるもので、大雨などで河川流量が増えた場合に、洪水を防ぐための敷地です。高水時の水面幅が低水時の水面幅に比べて大きく広がる特徴を持っています。
常に水が流れているところを「低水路(ていすいろ)」と呼び、この二つをあわせて「堤外地(ていがいち)」と呼びます。
堤防より外の範囲を「堤内地(ていないち)」と呼びます。
堤内地と聞くと堤防の内側(川の中側)をイメージしてしまいがちですが、そうではありません。ご注意を。
ちなみに、川の流れる方向に向かって、右側を「右岸」、左側を「左岸」と呼びます。
kousuiziki.gif
北見市都市建設部HPより

カテゴリー: 仕事のあれこれ タグ: パーマリンク