樹幹流の測定

土壌水分観測とあわせて林内雨量を観測しています。
この林内雨量ですが、木の葉っぱの隙間を通過する雨をキャッチしています。
が、実際には木の幹を伝って流れ落ちる雨も存在します。
これを「樹幹流」と呼びます。
いままで、この樹幹流の存在は無視していたのですが、いろいろ話を聞いていると結構な量が流れているらしいことがわかってきました。
学生たちが見よう見まねで樹幹流の観測装置を作成してくれました。
IMGP0070_R.JPG
IMGP0068_R.JPG
IMGP0069_R.JPG
こういう試行錯誤的なことは大切ですね。
測定を開始してから3ヶ月ほどが経過していますが、いろいろなことがわかってきました。
当初は20Lのポリタンクを設置していたのですが、1回の雨で満タンになってしまうほどでした。
おもったより樹幹流は多そうです。
またデータを整理して報告します。

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