先日、玉切りしたナラの丸太です。
直径が50cm以上あるため重すぎて、このまま車に積み込むのは大変です。

仕方がないので、現地で大割りしておきます。
チェーンソーで十字に切り込みを入れます。
この切り込みにクサビを打ち込んでいきます。

何回か叩き込むと、綺麗にパカッと割れてくれます。

結構しんどいです。
4等分にすれば、持ち運びも楽になります。
あとは持って帰ってから、細かくします。
まだまだ薪割り作業は続きます。
先日、玉切りしたナラの丸太です。
直径が50cm以上あるため重すぎて、このまま車に積み込むのは大変です。

仕方がないので、現地で大割りしておきます。
チェーンソーで十字に切り込みを入れます。
この切り込みにクサビを打ち込んでいきます。

何回か叩き込むと、綺麗にパカッと割れてくれます。

結構しんどいです。
4等分にすれば、持ち運びも楽になります。
あとは持って帰ってから、細かくします。
まだまだ薪割り作業は続きます。
岐阜県郡上市八幡町にある湧水、「宗祇水(そうぎすい)」です。
環境省の名水百選にも登録される湧水です(ちなみに第1号だとか)。
現場で近くまで来たので、立ち寄ってみました。

由緒のある史跡です。
清らかな湧水がこんこんと湧き出ていました。

ちょっと失礼して水質もチェック。

さすがに湧水だけあって水温は14℃もあり温かかったです。
ちなみにpHは6.4、電気伝導度は7.9mS/mでした。
雨が降っている状態でしたので、参考程度の値ですね。
定期的に測定すると面白いかもです。
こちらも樹幹流、樹冠通過雨量を計測している場所になります。
ここでは沢の流量の連続観測を行なっています。
三角堰を設置して、水位計を使って越流水深を連続で測定しています。

これで降った雨がどの程度、沢に流れ出しているかを把握することができます。

ここも自然相手なので、落ち葉が詰まったりしてメンテナンスが大変です。
金網などを使って対策をとっていますが、これだけでは到底追いつきません。
こちらも林内に降る雨の一部になります。
樹木の幹を伝って流れ落ちる雨で「樹幹流」と呼びます。
この雨も林内の地面に到達する雨となります。
なので、林内に降り注ぐ雨は、「樹冠通過雨量」と「樹幹流」の二つに分けられます。
この樹幹流も計測しています。
こんな感じに樹木に受け皿を巻き付けて、それをホースで導いて雨量計に接続してあります。

樹種による違いを想定して、2種類の樹木に取り付けてあります。

左側が落葉樹のコナラ、右側は常緑樹のヤブツバキになります。
樹皮の特徴も異なるので、どの程度違いがあるかを観測しています。
ただ、樹幹流の計測はなかなか難しく、正確な値をとるのは至難の業です。
林内に降り注ぐ雨は、一様ではありません。
葉に当たってから流れ落ちる雨粒や葉の隙間を通り抜けてくる雨粒など様々です。
この林内を通過してくる雨を樹冠通過雨と呼びます。
林の中にいると雨がやたら当たるところとそうでないところが生じます。
実際にどれくらい差があるのかをみるとこんな感じになります。
林内の1m四方に4箇所の簡易雨量計を設置したものです。

一番少ないもので9mm、多いもので20mmとなっていました。
これだけみても2倍程度の差があることがわかります。
ちなみに雨量計の上空はこんな感じでうっそうとしています。

ばらつきが出るのも当たり前ですね。
樹木の種類や落葉の時期などでも変化がありそうです。
庭木の伐採です。
電線に絡み始めた樹木を手遅れにならないうちに切り倒しておきます。
放っておくとどんどん伸びて手がつけられなくなるので、情け容赦は無用です。
とりあえずクスノキ。

頑張って切り倒そうとしましたが、ツルが絡まってうまく倒れてくれません。

ロープで引っ張りながらなんとか倒せました。

他にもエノキなども数本切り倒しました。
ツルが電線に絡まっているところもあったので、脚立に乗りながら先日の電動剪定バサミを駆使してなんとか目処がつきました。

ツルは伸び放題になると、とんでもなく面倒です。
根本を切ったつもりでも、倒れずに自立してしまいます。
電動剪定バサミがそれなりに活躍してくれたので助かりました。
それでも無理な体勢で作業してたので、全身筋肉痛です。
そしてまた薪割り予備軍ができてしまいました。

よく乾燥させればそれなりの薪になるでしょう。
そのうち薪割りします。
裏庭の竹林の手入れのために、これを買ってみました。
電動剪定バサミです。

トリガーを引けば力をかけずに電動で刃が開閉するようになっています。
カタログ上では40mmまで対応できるとあります。
さっそく使ってみましたが、かなり楽です。

この程度の竹であれば、問題なく切ってくれます。
あわせて、高枝用の専用ポールも購入しておきました。

これで手の届かない場所でも対応できると思います。
庭木の手入れ道具が充実してきました。
地面に置かれた丸太を玉切りにする際に使用する器具です。
ティンバージャッキと呼ばれています。

地面に置いた状態でチェーンソーで玉切りをすると、どうしても地面に刃が当たってしまうリスクがでてきます。
それを回避するために、上から3分の2程度まで切ったら、丸太をぐるりと回して残りを切るようにしています。
さすがに丸太を玉切りする機会が多くなってきたので、このティンバージャッキを調達しました。
組み立て式なので、収納も便利そうです。

柄の部分の接続もしっかりとしたネジ式になっているので、それなりに強度はありそうです。

こんな感じで丸太に上から引っ掛けてぐるりと回せば、丸太が宙に浮くようになります。

ただ、丸太が重なり合っているような狭い場所では、こういう風に回すことができません。
そうなるとT字部分の足が邪魔になってきて外したくなります。
なので、この部分のボルトは蝶ネジにして、取り外し可能にしておきました。

これで準備OKです。
やはり道具があるとないとでは効率が違います。
大学の先生から古い雨量計を受け取りました。

かなり古いものですが、動きそうなので試してみます。

まさかの同年代(笑)。
中身をきれいに掃除して、動作チェックも問題なし。
雨量計は構造が単純なので、壊れることは滅多にありませんね。
とりあえず、手持ちのパルスロガーに接続して、庭先に設置しておきます。

うちの町内の雨量観測所開設です。

しばらく動作チェックも兼ねて観測してみます。
学生さんたちと共同研究している森林内の水文観測の場所です。
先日、引き継ぎを兼ねて現場に行きましたが、どうやら土壌水分計のセンサーがダメになった様子です。

一方は33%を示しているのですが、もう片方は0%になっています。
電池切れも疑いましたが、交換しても変化なし。
ケーブルを獣に引っ張られたような形跡もあるので、断線かもしれません。
腰を据えて確認する必要がありそうです。
これで壊れていたら諦めます。
休日は薪集めが続きます。
今回は切り出した樹木の玉切りからとなります。

が、1本1本の木の大きさが半端なくデカくて、玉切りするにも一苦労な大物がゴロゴロしていました。
3人がかりでチェーンソーを使って玉切り作業開始。
1日かけてなんとか玉切りまでは完了。

エブリイに積み込んだは良いのですが、積み下ろす場所を確保しなくちゃいけません。

まずは自宅に溜まった玉切りを割らなくてはいけません。
休日もゆっくり休む暇はありません。
富山旅行の際に立ち寄ったところです。
富山市ガラス美術館です。


建物の中が無数の木の板で飾られており、吹き抜けも螺旋状になっておりとても独創的な雰囲気でした。

ガラスのオブジェは、とてもガラスとは思えない不思議な形をしたものばかり。
まさにアートな世界でなかなか興味深いものでした。
見応えありの充実した美術館でした。
昨日、一昨日と富山まで旅行に行ってきました。
雪の状況が不安でしたが、なんとか無事に行くことができました。
旅の目的地はこちら。

帆船海王丸です。
本当ならこの季節であれば、海王丸の背後には雪の立山連峰が映えるはずだったのですが、残念ながら、この日は雪で視界は全くなし。
(すいません、写真は編集して背景を青空っぽくしてます。)
とりあえず美味しいものはたくさん食べてきましたので、これだけでも十分でした。
また行ってみたいところになりました。
こちらもお風呂場のトラブルです。
実は、こちらの方が深刻でした。
浴槽のポップアップ式の止水栓が作動不良となってしまいました。
開栓状態で保持できず、常に栓が閉まっている状態になってしまいます。
水が抜けないので、とりあえず使用することはできるのですが、水抜きをする時に困ります。
応急処置として栓に割り箸を挟んで、無理やり排水していました。

この状態では、なんともならないので修理します。
ねじ込み式だったり、ツメで引っかかっているだけだったりと、ぱっと見ではわからない状態だったのでかなり苦労しました。
とりあえず悪戦苦闘しながらバラしてみて部品を調べて、ようやく入手できました。

部品さえ入手できれば、交換はさほど難しくはありませんでした。

バラす時に苦労した甲斐あって、部品の交換は30分ほどで完了。
無事に止水栓も作動するようになりました。

止水栓もピカピカの新品になりました。
素人には無理かなとも思いましたが、なんとか修理できて良かったです。
お風呂場のシャワーの蛇口から水漏れが出始めました。

今まで騙し騙し使ってきたのですが、機会ができたので補修することにしました。
部品はネットで調べてうまく入手することができました。

あとは説明書通りに組み替えるだけです。


30分もかからずに補修完了です。
これで蛇口もカチッときっちりと閉まるようになりました。
しばらくは安心できそうです。
雪の現場では思わぬところで、労力がかかります。
ここには建物の前の駐車場に観測孔が設置されています。
駐車場ということで、目立たないように地表面と同じレベルに仕上げてあります。
そして、この積雪でその場所は雪に埋もれています。

さて、ここからその観測孔を探すのですが、、、
確かこの辺だったはずと感覚を頼りに掘り進めてもなかなか見つかりません。
人間の感覚なんて怪しいものです。
この積雪で景色も変わっており、一筋縄ではいきません。
この日広いスペースから直径15cmほどの目標物を見つけることは至難の業です。
闇雲にあたりを掘り回っても疲れるばかりです。
先月の写真を見比べながら、なんとか発掘できました。

やれやれです。
結局、直径15cmの観測孔の蓋を探すのに2m四方の無駄な雪かきをさせられました。
今後のために観測孔の位置を建物の角からの距離を2ヶ所測って記録しておきます。

これで次、雪に埋もれても最低限の労力で見つけることができるはず。
何事も準備を怠らないようにしておかなくてはいけません。
雪の現場が続きます。
いつも観測している水路はひょいと飛び降りる程度の高さなのですが、積雪のためその高さは倍増しています。
崖から飛び降りるような形になってしまうし、雪庇を踏み抜いて落ちるのも危険です。
こんな時は手前から徐々に階段状に掘り進めて、進入路を作ります。

かならず、護岸のしっかりとしたところを見つけ出して安全な足場を確保しておくことが大事です。
他にもロープを使って護岸から河床まで降りたり、、、

ボックスカルバートの出入り口に壁のように積もった雪の壁を登ったり、降りたり、、、

ちょっと、そこまで行くことさえ危険や労力が伴う作業となります。
唯一、助かったのは害獣避けの柵の通過です。
例年は柵の入り口付近をスコップで除雪してから開閉するのですが、今年は積雪が多すぎて、フェンスの上側まで雪があるため、柵を越えて行くことができました。


この雪の量をスコップで除雪することを思えば、かなり楽でした。
来月までに溶けていることを願うばかりです。
引き続き雪の現場です。
沢沿いはすっかり雪に埋もれています。
護岸沿いに雪が覆いかぶさるように降り積もり雪庇(せっぴ)が連なります。

観測地点はこの下なので、恐る恐る様子を見ながら入っていきます。

これで崩れて埋まったらひとたまりもありません。
絶対一人ではできない作業です。
いつもは隣にいる助手も雪の雪庇のはるか上です。

大声を張り上げて、観測値を読み上げます。
それなりに危険の伴う作業となりますので、安全第一で進めていきます。
先週行ってきた雪の現場です。
ここは先月に引き続き豪雪エリアになっていました。
先月で雪はお終いだと思っていたのですが、大甘でした。
除雪車でかき寄せられた雪が路肩に壁を作っているので、車を停める場所がありません。
なんとか止めれそうなところを見つけて駐車します。

はたから見たら車で突っ込んだように見えますが違います。
車を止めて装備を準備して林道まで行きますが、ここでも雪の壁が障害となります。

いつもはこの赤い棒から車で林道に侵入するのですが、その形跡すらありません。
まずはここをなんとか登らないといけません。
少し回り込んで取りついてよじ登ってなんとか林道に入ります。
積雪は2m超え、先端が3mです。

いつも歩いているところよりも2m以上高いところを歩いていくことになりますね。
スノーシューを履いてゆっくりと進んでいきます。
先月よりも雪が多いためスノーシューを履いても結構沈み込んでいきます。

途中で休憩を入れながら30分以上かけてようやく現場に到着です。
なかなかハードな冬の現場です。