街の方はすっかり雪は溶けていますが、山の中はまったくの別世界です。
雪がまだまだたくさん残っています。
そんな中、雪の斜面を登ったり降りたりする場面も出てきます。


どちらも大変です。
大変だけならまだマシで、滑落したり雪崩れたりする危険性もあるので、細心の注意を払って作業を進めます。
場合によっては、諦めて引き上げることもあります。
この山奥でなにかあったら、タダでは済みません。
何事も安全第一です。
街の方はすっかり雪は溶けていますが、山の中はまったくの別世界です。
雪がまだまだたくさん残っています。
そんな中、雪の斜面を登ったり降りたりする場面も出てきます。


どちらも大変です。
大変だけならまだマシで、滑落したり雪崩れたりする危険性もあるので、細心の注意を払って作業を進めます。
場合によっては、諦めて引き上げることもあります。
この山奥でなにかあったら、タダでは済みません。
何事も安全第一です。
今年はとにかく雪が多いです。
山の中の現場ではまだ積雪は2m以上残っています。

地下水を測定する観測孔も地面から1m程度立ち上がっているのですが、当然雪に埋もれています。
ここはまだ先端が見えていましたが、

こっちの地点は完全に埋もれていました。

目印の赤白ポールがなかったらやばいところでした。

積雪のある森の中では、いつも景色とはまったく異なります。
経験と勘だけで山の中の小さな観測孔を見つけるのは至難の業です。
きちんと備えておいたおかげで無事、観測孔を見つけることができました。
良かったです。
遠回りしてようやくたどり着いた現場は、まだまだ雪の世界です。
今年は3月に入っても積雪があったため、なかなか溶けていません。
さすがに国道沿いには雪はありませんが、一歩山の中に入ればしっかりと雪が残っています。
いつもの害獣避けの柵のゲートも雪に埋もれていました。
先月は雪が多かったために乗り越えることができたのですが、今月は無理ですね。
仕方がないのでスコップで掘り出します。

ようやくゲートを開けて雪の中にアタックしていきます。
沢には雪解けの水が流れ始めていました。
こうなると沢の両サイドに雪庇が発達して、アクセスが困難となってしまいます。

何をするにしても大変な労力が必要となります。
まだまだ山の中は春は遠いです。
毎月通っている現場ですが、その手前の国道で土砂崩れが発生したようです。
国道が通行止めとなるほどの大規模土砂崩れです。

この時期、この国道が寸断されると迂回路はありません。
仕方がないので、いつもの道は使わずにぐるりと大回りして行かざるを得ません。
いつもより100km以上の遠回りとなってしまいます。
土砂崩れに巻き込まれるよりはマシなので我慢して行きます。
復旧にも数ヶ月はかかる見込みらしいです。
工事の進捗も心配です。
私の親父の代から使っている手斧です。
年季の入った代物になります。
先日、調子良く使っていたら、柄がポッキリと折れてしまいました。
よく頑張ってくれてたと思います。
刃はまだまだ問題なく使えますので、柄を交換しておきます。

適当な棒を加工して取り付けておきました。
少し重たくなってしまいましたが、まだまだ十分使えます。
そのうちもっとカッコ良い柄を見つけて取り付けたいと思います。
今年も裏庭にフキノトウが現れました。

数日前からチェックして見つけていました。
そろそろ良い時期となりましたので、収穫しました。
とりあえず8個ほどゲット。

夕食時に嫁さんが天ぷらにしてくれました。
美味しい春物の先取りでした。
追加で生えてこないかチェックするのが楽しみです。
先日の竹林の整備で明るくなった隣地です。
今までシュロの木も見え隠れしていたのですが、ここの斜面には3本も自生していました。
樹高2m以上の立派なサイズです。

しかも奥にはシュロの幼木も出始めていました。
植えた記憶は全くありません。
おそらく勝手に自生してきたものと思われます。
こういうシュロを「ノラジュロ」と呼ぶそうです。
調べてみるとシュロの樹皮を使ってホウキやタワシなどが作れるそうなのです。
幹はお寺の鐘をつく棒(撞木)としても利用されるそうです。
が、伐採するには硬い繊維質な樹皮が邪魔して、かなり面倒みたいです。
1本だけ残してノラジュロ改カイジュロにするか、伐採してしまうか考え中。
最近の休日は薪割りか隣地の整備に追われています。
昨日は隣地の竹林に手をつけました。
竹林の中のエノキが巨大化していて電線に届きそうな勢いなので、こいつを処理するためにまずは足元から整備します。
半日ほどひたすら電動バサミを駆使して竹を切り刻んでいきます。
最初はこんな感じの鬱蒼とした竹林でしたが、

ここまで綺麗になりました。

随分とさっぱりしました。
竹林の中にはエノキだけでなくシュロやシロガネモチなどいろいろな樹木が隠れていました。
うまく管理できれば、いい感じの森になりそうな雰囲気です。
我が家の敷地は高低差がたくさんあります。
下の畑に行く際には、ぐるりと回り込んで行かなければなりません。
面倒なので、L型アングルで簡易的な梯子を作ってみました。

長さ1.8mのものを連結しています。
こんな感じの段差です。

これで畑に行くのも楽になります。
このアングルをレールがわりにして荷揚げ機ができないか思案中です。
先日作製した雨量計の架台を持って現地に設置してきました。
単純に置くだけなのですが、水平を取るのにちょっと苦労しました。
地面が砕石で締め固めてあり、架台の足がうまく打ち込めませんでした。

なんとか固定して上に雨量計を載せて設置完了。

これで雨量観測の体制が整いました。
あとは観測記録を待つだけです。
現地に新しく雨量計を設置することになりました。
雨量計をそのまま地面の上に置いても観測はできるのですが、草本などの影響を受けないように高いところにあるのがベストです。
そんなわけで、雨量計を載せる台を作製します。
L型アングルの端材をカットして、錆止め塗装もしておきます。

組み立てれば完成です。

こんな感じで雨量計が載ります。

あとはこのまま現地に設置すればOKです。
先日、いつもお世話になっている造園屋のフォレストニアさん主催の「庭木の剪定講座」に参加してきました。
業者に頼むまでもないけど、自分でもある程度まではなんとかしたい、という方を対象としているそうです。
私も普段適当にバサバサと切り刻んでいたので、基本的な知識は必要だろうということでいってきました。
講座では庭木の剪定をする時の基本的なことや、ちょっとしたコツなどを教えていただきました。
実際の庭木の剪定も体験させていただきました。
職人さんたちがどのように考えて剪定しているかの、ほんの一部ですが学ぶことができました。

今まで私がやってきた剪定では、まったくダメなことがよくわかりました。
やはりプロはプロですね。
実は、今回の講座は嫁さんと一緒に参加しました。

私が切ったり、嫁さんが切ったりしてバラバラな無秩序な剪定になっていましたが、これで共通認識ができたと思います。
なんにしても、とても楽しくて有意義な講座でした。
ありがとうございました。
フォレストニアさんのHPはこちらです。
隣地の木の処理をしています。
枝振りがひどくて我が家の電線に届く勢いです。
今のうちに処理しておかないと手の施しようがなくなるので早めに対処します。
巨大化したクスノキの横にあるエノキをなんとかします。
エノキ自体の大きさは根元付近で腕の太さ程度なので、それほど大きくないので簡単に伐採できそうに見えます。
が、よく見ると隣のクスノキから伸びてきたツルが上の方で絡み合っています。
風が吹くと、葉っぱのついたクスノキと落葉したエノキが連動して動いていました。
このままエノキを切り倒しても、おそらくツルが絡まって宙ぶらりんに恐れがあります。
そんなわけで、エノキを処理するためにまずはクスノキに絡んだツルをなんとかします。
脚立を使って上の方まで登って、先日から導入している電動バサミを駆使して刻んでいきます。
可能な限りツルを落としたところで、先にクスノキの枝を落とします。
頑張って、なんとかクスノキの枝を切ったのですが、案の定、こいつにもツルが残っていて宙吊りになってしまいました。

これも想定内だったので、事前に上の方にロープをかけておきました。
下からロープで引っ張ってなんとか落とすことができました。
ツルの絡んだ木の処理は一筋縄ではいきません。
事故も多いようですね。
林野庁のHPに木の伐採時の事故の事例が紹介されていました。
https://www.rinya.maff.go.jp/j/routai/anzen/ツルが絡んだ木の処理は慎重に時間をかけて安全第一で取り組むことが大事です。
よい経験になりました。
縁側での焚き火用に買った俺のかまどです。
ミニ薪ストーブですね。
よく燃えて暖かいので重宝しているのですが、本体の全長が短いため長い薪が入りません。
細かい薪を入れれば良いのですが、すぐに燃え切ってしまうため忙しないです。
上から薪を入れることも可能なため、そこに円筒管を設置してみました。
塗料缶の底をくり抜いたものを置いてみます。

ある程度火が安定し出したら、上からも薪を投入できるようになりました。

これであれば、比較的長い薪や太めのものも入るので楽ちんです。
入れすぎると煙が出てしまうので、蓋をしておく必要があります。
蓋もそのまま流用できるので問題はありません。
端材の処理もこれでできそうです。
すいずん前に使えるかもしれないと思いって購入した電動ウインチです。

12Vのバッテリーで動くタイプです。
なかなか出番がないまま、お蔵入りしていました。
薪運びに使えないか思案中です。
現場で川の護岸から水面まで降りることがよくあります。
1m程度の低いところであれば、ひょいと飛び降りて登ることができるのですが、それ以上となるとちょっと厳しいです。
うまく足がかかる凹凸があれば良いのですが、ななかなうまくいきません。
そんな時は補助用のロープを使います。

先端にシャックルを取り付けておくと設置が簡単です。

周囲の木に括り付けて、このロープを頼りに昇り降りします。
ロープが1本あるだけでかなり楽になります。
精神的な不安からも解放されます。
1セット持っておくと便利です。
ただ、トラロープだと滑るので普通のロープに変更しておきます。
雪が残る現場で獣の足跡がいくつか見られました。
シカとかイノシシあたりが多いのですが、先日見つけた足跡には爪痕がありました。

それほど大きくはないので、クマではないと思います。
タヌキかキツネあたりでしょうか?
でもこれだけ爪痕がくっきりと残っているとちょっと怖い気もします。
先週は仕事で諏訪湖まで行ってきました。
3月だというのにまだまだ寒いです。
お地蔵さんたちも寒そうです。

視線の先には富士山が見えます。

来月も来れるかな。
庭先にスイス積みで放置した薪です。

昨年の3月に積み上げて以来、そのまま野ざらし状態でした。
スイス積みその後
そろそろ薪棚も空いてきたのと、再来年用の薪確保のために場所を空ける必要がでてきました。
そんなわけで、このスイス積みを解体します。
移動先はこちらのメインの薪棚。

薪の乾燥具合は、表面で15%程度。

まずまずの乾燥程度だと思います。
うちの使い方であれば、このままでも問題ないレベル。
頑張って解体しながら移動します。

中の方も特に湿気ってもいなくて、虫が入っているわけでもなく良好な感じ。

一家総出で半日かかりで移動しました。

薪棚も満タンになりました。
こちらは来シーズン用の薪となります。
とりあえず来年も薪に困ることはなく、薪ストーブを使うことができそうです。
いろいろ不安があったスイス積みですが、崩壊することもなく、野晒しでもそれなりに乾燥できたので、結果的には良かったと思います。
庭先のオブジェとしてもインパクトありましたしね。
ただ、次もスイス積みををするかは思案中です(積むのが面倒)。
隣地に放置された竹林をなんとかします。
今のところ直接的な影響は受けていませんが、いずれ迫ってくることは目に見えているので、思い立った時に手を入れます。
電動バサミの出番です。

親指くらいの太さの竹であれば、問題なくサクサク切ってくれます。
根本から切り取って、下に落としながら切り刻んでいきます。
竹に紛れてツルが絡み始めていました。
手遅れになる前に処理します。
繰り返すこと半日。
とりあえず手の届くところは、伐採できました。
遠目には、あまり変わってないように見えるので、達成感は低いです。
それでも竹林の密度は明らかに下がっているはずなので、良しとします。