地下水の酸化還元電位

毎月水文調査で観測をしている小さな池です。

ここでは、水温、pH、電気伝導度ECの他に酸化還元電位ORPも測定しています。

このORPはいつもは+100mV以上の酸化状態を示していたのですが、今回はなぜか-40mVと還元状態となっていました。

池の中を見ると落ち葉がびっしりと溜まっていました。

おそらく、この落ち葉の分解過程で水中の酸素が消費されているのではないかと思われます。

ちなみに、この池の水が放流されている先の場所では、+100mV程度となっていましたので、流れている過程で回復したのかな想像できます。

異常値ではなく自然現象ということで説明できそうです。

現場状況をよく見ておくことが大切です。

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沢の連続流量観測

水文調査で定番の沢の流量観測です。

通常であれば月1回の定期観測により進められます。

ただ、月1回の測定では、沢の流況特性を把握することは厳しいです。

月1回の定期観測で得られるデータでは下記のようなグラフとなります。

実際には1ヶ月の間に降雨が何回も降っているのですが、定期観測では反映されず寂しいグラフとなってしまいます。

そこで以前ご紹介した簡易カメラによる撮影でひと手間加えれば、少なくとも1日1回のデータを確保することができます。

その結果がこちら。

実際には降雨ごとに流況が大きく変わっていることがわかります。

精度的な問題はありますが、これだけでも沢の特性について、いろいろなことがわかるようになります。

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エブリイ冬支度その2

引き続きエブリイの冬支度です。

スタッドレスの次はタイヤチェーンです。

近年の大雪による道路障害により、積雪時の高速道路ではタイヤチェーンが必須となってきました。

チェーン規制が出された区間では、チェーンを装着しなくては走行できません。

これはスタッドレスを履いていても、チェーンが必要とされます。

そんなわけで、冬期は常にタイヤチェーンを常備しておきます。

まあ、サンバーで雪山アタックしているときから、タイヤチェーンは4本分ありましたから問題ありません。

もちろん、定番の金属のチェーンです。

こいつを4本のタイヤに装着すれば、無敵、、、ではありません。

雪道では無理や過信は禁物です。

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エブリイ冬支度

仕事車のエブリイの冬の準備をします。

まずは、タイヤ交換。

スタッドレスに交換です。

昨年新調したところなので、今シーズンは大丈夫でしょう。

溝も問題なし。

今年はこれで乗り切ります。

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噴水小僧

大阪駅の西口に出来た新しいモニュメントです。

ジョジョの作者である荒木飛呂彦氏が手がけた作品になります。

先日、大阪に出かけた時にちょっと寄り道して覗いてきました。

ちょうど夕方時でいい感じにライトアップされていました。

歴代のジョジョのキャラクターも配置されています。

作者のサインもありました。

なんだかこの空間だけ特別な素敵な場所になっていました。

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メダカ

縁あって我が家にメダカさんがやってきました。

うちに余っていた実験用の大型ビーカーを水槽がわりにしてみました。

全部で15匹ほどいます。

リビングに置いて和ませてもらってます。

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沢の流量連続観測

こちらでも沢の流量の連続観測を行なっています。

ここにはちゃんとした水位センサーを設置しています。

本来であれば、人工的な堰などを作って観測するのがベストなのですが、かなり大掛かりになってしまいます。

あくまでも簡易的に一定期間のみ流量の変化が見たいのであれば、これでもなんとかなります。

もちろん、毎回観測ごとに流量と水位の相関関係をとっておく必要があります。

回数が多ければ多いほど精度は高まりますが、出水などで土砂が堆積したり、流出したりして河床断面が変わってしまうと、また1から相関関係を取り直す必要があります。

それでも月1回の点の調査よりは、信頼性の高い情報を得ることができます。

簡易な設備でも、手間暇かければなんとかなるものです。

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字統

白川静さんの「字統」です。

漢字の成り立ちを事細かに記載した辞書になります。

今までコンパクトな解説本などは何冊か読みましたが、本家の「字統」は手にしていませんでした。

たまたま出かけた先の古本屋で見つけたので、思わず衝動買いしてしまいました。

(大型本で持ち帰りが大変でした、、、)

常用漢字の6838字の成り立ちが記されています。

一応、文章を書く仕事にも携わっていますので、とりあえず持っておいても良いかなと思っています。

自分の名前に使われている漢字の成り立ちを調べるだけでも十分楽しめます。

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沢の流況連続写真

定期観測をしている山奥の沢に標尺とカメラを設置して連続撮影をしています。

撮影した写真はこんな感じになります。

降雨前の11月1日

降雨中の11月2日

6cmくらいの水位上昇が読み取れます。

その後は落ち着いた状態です(11月5日)。

こんな感じです。

毎月1回の観測では見えなかった降雨時の水位変動傾向もこれでなんとか読み取ることができます。

安価な機材ですが、手間暇かければいろいろなことができます。

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カメムシ

現場で観測している小屋の扉を開けるとカメムシがびっしりしました。

暖かいところを見つけて集まってきていました。

冬眠の準備のようです。

家の中に入られると困る奴らです。

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橋梁工事

毎月通っている工事現場です。

橋梁工事が進んでいます。

先月は、仮設用の青色の鉄骨が組み立て中でした。

今月は仮設用の鉄骨が延長されて、その下には橋桁が架かっていました。

青色の仮設の鉄骨を使って橋桁本体を吊り下げながら平行移動させたのでしょうかね。

実際の取り付け作業も見てみたいところです。

着々と工事は進んでいきます。

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WRC観戦

WRCが開催されています。

金曜日は仕事を休んでWRCを観に行ってきました。

と、いっても有料の観戦チケットを買う余裕はありませんでしたので、リエゾン区間での観戦です。

目的地に向かう道中ではWRCのラリーカーに前と後ろを挟まれてのドライブでした。

沿道に応援している人たちから手を振ってもらったりして(前後のラリーカーにですが、、、)。

このリエゾン区間ではタイヤ交換をする場所も確保されていて、そこではスタッフの人たちが忙しそうに準備を始めていました。

ラリーカーが集まってくるまでは、道の駅であれこれつまみながら待ちます。

予定よりも少し早めにラリーカーが続々とやってきました。

その場でタイヤ交換やチェックをしていきます。

準備ができたら再スタート。

勝田選手も声援に応えてくれていました。

健闘を祈ります。

選手の他にもメカニックの方たちが動き回っているのも観れて楽しかったです。

パンクしたタイヤが運ばれていきました。

生々しいですね。

目の前をラリーカーが通り過ぎたり、選手との距離が近かったり、なにより本物のラリーカーが爆音をたてながら、一般車と同じように走っていく姿を見ることができるのはWRCならではの醍醐味ですね。

近所の小学生たちやご年配の方たちも沿道で旗を振って応援していたりと、町が一体となって盛り上げている感じがとても印象的でした。

と、いうわけで大満喫のWRCでした。

また来年も観にこようと思います。

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WRCとブルーインパルス

先日から豊田市を中心にWRCが開催されています。

オープニングイベントとして豊田スタジアムの上空をブルーインパルスが展示飛行をしてくれました。

仕事の合間にちょっと眺めてきました。

目当てにしていた高速のサービスエリアの展望台がWRC会場に近接するため、まさかのクローズ。

ここからみたらベストだと思っていたのですが、残念でした。

あきらめて適当な場所を確保して観ました。

6機の編隊飛行でさっそうと登場です。

編隊を組んだままの旋回。

太陽を浴びて一瞬きらりと輝く場面が印象的でした。

6機の機体が重なるように円を描いていきます。

青空に見事な円が描かれました。

真下から見たらさぞ壮観だったことでしょう。

快晴の空に弧を描いて飛行する様は見ていて気分が高揚しますね。

なんだか元気をもらえたような気がします。

ありがとうブルーインパルス。

そして週末はWRCで盛り上がっていきます。

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倒木処理

先月の林道で遭遇した倒木を処理しました。

先月はこの倒木でエブリイの屋根を擦ってしまい、残念でした。

このままでも通過することはできるのですが、この先のことを考えて処理しておきます。

とりあえず、バッテリー式のマキタのチェーンソーで刻みます。

高さがあるので、脚立を使いながら無理のないように作業します。

小型のチェーンソーなので、作業には限界がありますね。

とりあえず、こんな感じで良しとします。

これなら普通車が来ても通ることはできるはず。

これ以上は危険なので、本職の方達にお任せします。

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理科出前授業

今年最後の理科出前授業に行ってきました。

今年はなんだかいつもよりも依頼が多くて、あちこちの小学校に行かせてもらいました。

今回の小学校には、ちゃんと学校建設時のボーリング標本も保管されていました。

45年前のものになります。

しっかりと子供たちに説明してきました。

地層を作る実験も3クラス分綺麗にできました。

ひとつは小学校に寄付してきたので、子供たちが観察してくれることでしょう。

今年の出前授業は数えてみると全部で17クラス分ありました。

ひとクラス25人としても425人になります。

これだけの子供たちに地形や地層の話をたくさんしてきました。

子供たちの記憶の片隅に少しでも残ってくれれば嬉しいです。

また来年も頑張りたいと思います。

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潟湖と潟湖跡地

潟湖(せきこ)と呼ばれる海岸沿いに見られる地形です。

海岸州や河川の堆積物によって海の一部が外海と切り離されて入江や閉ざされた湖のような状態になる地形です。

「潟湖と潟湖跡地_建設技術者地形読図(古今書院)」より引用

潟湖の水面は隣接する海水面とほぼ同じ標高となり、地下水を通してつながっているため潮汐によって水位が変動します。

潟湖跡地には、一般に泥炭を含む軟弱地盤となっており、排水が悪く平坦な低湿地となっています。

軟弱地盤の層厚は大きいところでは20m以上となるところもあります。

不安定な地盤となりますので、安住できるところではありません。

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火山灰

ボーリングの試料を観察していたら、火山灰っぽいものを見つけました。

ぱっと見は含水の多い細砂に見えます。

水分が多かったので、一晩乾燥させてから顕微鏡で覗いてみました。

思った通り、ガラス質の鉱物がびっしり。

火山灰ですね。

他の地点にも出ていないか確認してみます。

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サツマイモ収穫

我が家の裏庭で雑草対策に植えていたサツマイモの収穫をしました。

5月に植えてからほぼ放置状態でした。

たくさん植えたつもりでしたが、何株かは今年の酷暑でやられてしまいました。

それでも、元気に育った株は期待できそうです。

せっせと掘り出して収穫開始。

結果はこちら。

購入した苗の数と比べると効率はかなり悪いですが、こればっかりは仕方がありません。

雑草対策の方がメインなので、収穫できるだけでも儲け物です。

ありがたく食べたいと思います。

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ガーデンソーラーライトのメンテナンス

我が家の玄関アプローチの階段に取り付けてあるソーラーライトの点灯時間が極端に短くなってきました。

上部のパネルの部分を見ると、やはり劣化して白濁化していました。

これでは発電効率も落ちて当然ですね。

とりあえず、サンドペーパーやコンパウンドを使って磨いてみました。

元通りとはいきませんが、これでマシになると思います。

内蔵電池も交換しておいたので、しばらくは使い続けることができるでしょう。

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ダム湖の紅葉

紅葉続きです。

ここのダム湖でも紅葉が綺麗でした。

紅葉と緑のパッチワークが面白いです。

ダム周辺の湖面は少し風が吹いていたのですが、上流側は凪いでいました。

湖面に映る紅葉が美しいです。

なんだかんだ言いながらも紅葉満喫の現場週間でした。

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